新潟県といえば、日本を代表する米どころとして知られています。その玄関口である新潟駅には、炊きたての美味しいお米を堪能できるおにぎり専門店が集まっており、観光客や地元の方で常に賑わっています。しかし、人気店ゆえに「どれくらい並ぶの?」「新幹線の時間に間に合うかな?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、新潟駅にあるおにぎり専門店の待ち時間や混雑傾向、そして時間を有効活用するためのポイントを詳しく解説します。リニューアルした駅ビルの情報も踏まえ、効率よく絶品おにぎりを手に入れる方法をご紹介しますので、新潟観光の計画にぜひお役立てください。
新潟駅のおにぎり専門店と待ち時間の基本傾向

新潟駅でおにぎりを楽しむためには、まず混雑の全体像を把握しておくことが大切です。駅改札内や駅ビル「CoCoLo新潟」には複数の店舗がありますが、どのお店も時間帯によって行列の長さが大きく変動します。ここでは、一般的な待ち時間の目安と混雑の背景についてお伝えします。
ランチタイムや休日は30分以上の待ち時間も
新潟駅のおにぎり専門店、特に有名店では、平日の昼時や土日祝日の日中に30分から1時間程度の待ち時間が発生することが珍しくありません。新潟観光の拠点となる場所柄、新幹線に乗る前にお弁当として購入する人や、到着してすぐに新潟らしい食事を求める人で溢れるためです。
特にお昼休みの12時から13時、そして夕方の16時以降は、帰路につく観光客と仕事帰りの利用客が重なり、行列が伸びやすい傾向にあります。店内で食べる「イートイン」を希望する場合は、テイクアウトよりも回転が遅くなるため、さらに時間に余裕を持つ必要があります。
待ち時間を最小限に抑えたいのであれば、開店直後の午前中や、ランチタイムを過ぎた14時から15時頃を狙うのがおすすめです。この時間帯であれば、比較的スムーズに購入できる可能性が高まります。スケジュールを組む際は、おにぎり購入に少なくとも20分〜30分は見ておくと安心です。
新幹線改札近くの店舗は特に混雑しやすい
アクセスの良さは便利な反面、混雑の直接的な原因にもなります。新幹線改札口から徒歩数分圏内にある店舗は、出発直前に購入しようとする人々で常に賑わっています。掲示板で発車時刻を確認しながら並ぶ人が多いため、列が進むスピードに一喜一憂することもあるでしょう。
一方で、駅から少し離れた場所にある店舗や、駅ビルの奥まった位置にある専門店は、意外な穴場となっていることがあります。改札直近の店舗が大行列でも、少し歩くだけで待ち時間を半分以下に短縮できるケースがあるため、時間に余裕がないときほど、複数の候補を持っておくことが重要です。
また、店舗によっては注文を受けてから握るスタイルを採用しているため、列の人数以上に時間がかかる場合もあります。並んでいる間にメニューを決めておき、自分の番が来たらすぐに注文できるように準備しておくことが、自分自身の時短だけでなく、全体の列の流れをスムーズにすることにも繋がります。
テイクアウトとイートインでの待ち時間の違い
おにぎり専門店を利用する際、持ち帰るかその場で食べるかによって待ち時間は大きく変わります。テイクアウト(持ち帰り)は、すでにショーケースに並んでいる商品を包むだけのスタイルであれば、列が進むのは非常に早いです。しかし、注文後に握る店舗では、商品を受け取るまでの時間を含めると20分程度かかることもあります。
イートイン(店内飲食)の場合は、店内の座席数に限りがあるため、満席時には「席が空くのを待つ時間」が追加されます。新潟駅内の店舗はコンパクトな作りが多く、一度に座れる人数が数名から十数名程度のお店がほとんどです。お味噌汁などと一緒にゆっくり味わいたい場合は、行列に加えて食事の時間も考慮しなければなりません。
時間に制約がある観光の合間であれば、テイクアウトを選択し、駅の待合スペースや新幹線の車内でゆっくり味わうのが効率的です。もし店内の雰囲気を楽しみながら食べたいのであれば、混雑ピークを外した戦略的な訪問が不可欠と言えるでしょう。
季節による混雑状況の変化に注意
新潟駅の混雑は、季節やイベントによっても大きく左右されます。特に新米が流通し始める10月下旬から11月にかけては、美味しいお米を求めて全国から観光客が訪れるため、おにぎり専門店の需要はピークに達します。この時期は平日の午前中であっても、行列ができることが多いです。
また、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの大型連休期間中も同様です。帰省客と観光客が入り混じり、駅構内全体が非常に混雑するため、おにぎり店も通常時の2倍以上の待ち時間が発生することを覚悟しておかなければなりません。駅ビル内のイベント開催時なども要注意です。
逆に、平日の火曜日や水曜日といった週の中日は、比較的落ち着いていることが多いです。新潟を訪れる日程が調整可能であれば、こうした閑散期や週の中日を狙うことで、待ち時間のストレスを最小限に抑えて極上のおにぎりにありつくことができるでしょう。
人気店「おにぎり処 魚沼御米(うおぬまかまくら)」の攻略法

新潟駅でおにぎりといえば、真っ先に名前が挙がるのが「おにぎり処 魚沼御米(旧:魚沼かまくら)」です。最高級の魚沼産コシヒカリを使用し、熟練の技術で握られるおにぎりは、行列してでも食べる価値があると評判です。ここでは、この人気店を賢く利用するためのポイントを深掘りします。
こだわり抜かれた魚沼産コシヒカリの美味しさ
このお店の最大の特徴は、なんといっても使用されているお米の質です。日本屈指のブランド米である「魚沼産コシヒカリ」を100%使用しており、大釜でふっくらと炊き上げられたご飯は、甘みと粘りが格別です。一粒一粒が立っており、冷めても美味しさが損なわれないのが特徴です。
具材のラインナップも豊富で、新潟ならではの「鮭」や「いくら」はもちろん、郷土料理をアレンジしたものまで多種多様です。お米自体の味が強いため、シンプルな塩むすびでも十分に満足感を得ることができます。初めて訪れる方は、まずはお米の味を引き立てるシンプルな具材から選ぶのがおすすめです。
また、おにぎりのサイズが比較的大きめなのも嬉しいポイントです。コンビニのおにぎりと比べると、ずっしりとした重量感があり、1つでもかなりの満足感があります。女性や小食な方なら2個、しっかり食べたい方でも3個あれば十分にお腹を満たすことができるでしょう。
待ち時間の目安と行列に並ぶ際の心構え
「魚沼御米」はCoCoLo新潟内でも屈指の人気を誇るため、待ち時間は覚悟しなければなりません。通常の土日であれば、常に15人から20人程度の列ができていることが多く、並び始めてから購入完了まで30分から40分程度かかるのが一般的です。連休ともなれば、さらに時間が延びることもあります。
行列の進みが意外と遅く感じる理由は、注文を受けてから一つひとつ丁寧に箱詰めや包装を行うからです。また、おにぎり以外のお惣菜やセットメニューを注文する方も多いため、レジでの対応に時間がかかる傾向があります。並ぶ際は、時間に十分な余裕を持って列に加わることが精神衛生上も良いでしょう。
もし列が非常に長い場合は、スタッフの方が最後尾を案内していたり、並び方のルールが決められていたりすることがあります。周囲の状況を確認し、他のお客さんの通行の邪魔にならないよう注意しましょう。並んでいる間にメニュー表が渡されることもあるので、事前に決めておくとスムーズです。
イートインコーナーの賢い利用方法
店内に併設されているイートインコーナーでは、握りたてのおにぎりに加えて、温かいお味噌汁やお漬物がセットになったメニューを楽しむことができます。お味噌汁の出汁の香りが食欲をそそり、駅の中にいながらにして本格的な「新潟の朝ごはん」や「昼食」を味わえるのが魅力です。
ただし、座席数が非常に少ないため、イートインの待ち時間はテイクアウトよりも長くなるのが常です。席が空くのを待つための専用の列や記名台がある場合もあります。時間に余裕がある場合や、どうしてもその場で出来立てを食べたいという方にはおすすめですが、タイトなスケジュールの場合は不向きかもしれません。
賢い利用方法としては、イートインが満席でもテイクアウトで購入し、駅構内のフリースペースや、天気が良ければ駅周辺のベンチで食べるという選択肢も持っておくことです。おにぎり自体は少し時間が経っても美味しさが持続するように作られているため、どこで食べても感動の味を楽しめます。
人気具材の売り切れに注意
豊富にあるメニューの中でも、特に人気の具材は早い段階で売り切れてしまうことがあります。例えば、高級な鮭の親子おにぎりや、数量限定の特別メニューなどは、お昼過ぎには完売の札が出てしまうことも少なくありません。どうしても特定の具材が食べたい場合は、午前中に訪問するのが鉄則です。
万が一、お目当ての具材が売り切れていても、基本のお米が抜群に美味しいため、他の具材でも十分に満足できるはずです。定番の梅や昆布、おかかなども、厳選された素材が使われているため、普段食べているものとは一線を画す味わいです。むしろ、売り切れをきっかけに新しい美味しさに出会えるかもしれません。
また、季節限定の具材が登場することもあります。春には山菜、秋にはきのこなど、新潟の旬を詰め込んだおにぎりは、その時期にしか味わえない貴重なものです。店頭のポップやメニューボードをこまめにチェックして、その時々の「新潟の味」を見逃さないようにしましょう。
CoCoLo新潟内のその他おすすめおにぎりスポット

新潟駅の駅ビル「CoCoLo新潟」は2024年に大規模なリニューアルを遂げ、おにぎりを楽しめるスポットがさらに増えました。メインの人気店以外にも、魅力的なおにぎりを提供しているお店がいくつか存在します。ここでは、混雑回避の選択肢としても優秀な店舗情報を紹介します。
「けんこう市場」内のおにぎりコーナーは穴場
CoCoLo新潟の中にある鮮魚や青果を扱う「けんこう市場」エリアには、地元の方が普段使いするようなおにぎり販売コーナーがあります。ここはおにぎり専門店というよりも、お惣菜や弁当の一部として提供されている形式が多いですが、そのクオリティは驚くほど高いです。何より、観光客向けの専門店ほど行列ができない点が大きなメリットです。
市場直結ということもあり、具材の鮮度は抜群です。特に鮭やいくらといった海鮮系の具材は、大きな切り身が入っていることもあり、コストパフォーマンスに優れています。お米ももちろん新潟県産が使われており、ふっくらとした家庭的な握り方が特徴で、どこか懐かしい味わいを楽しめます。
待ち時間を極力減らしたいけれど、コンビニのおにぎりでは物足りないという方には、このけんこう市場付近を探索することをおすすめします。パック詰めされた状態で販売されていることが多いので、レジさえ空いていれば数分で購入を完了させることが可能です。
「小嶋屋」などのそば専門店のおにぎり
新潟名物の「へぎそば」で知られる「小嶋屋」などの飲食店でも、サイドメニューとしておにぎりを提供しています。食事のついでにおにぎりも味わいたいという方には最適な選択です。専門店に並ぶ時間はないけれど、レストランで座って食事をしたいというニーズに応えてくれます。
こうした店舗のおにぎりは、お蕎麦に合うように塩加減が絶妙に調整されていたり、地元の味噌を使用した「焼きおにぎり」があったりと、専門店とはまた違ったこだわりが見られます。お米の美味しさを引き立てるシンプルな塩むすびも提供されており、本格的な新潟の味を堪能できます。
レストランのため、ランチタイムは混雑しますが、おにぎり専門店のように「買うためだけに外で立ち並ぶ」必要がないため、天候が悪い日などは店内の待機スペースがあるレストランの方が快適に過ごせる場合もあります。お蕎麦とおにぎりのセットは、新潟の食文化を一度に体験できる贅沢な組み合わせです。
お土産店に並ぶ冷凍・常温保存可能なおにぎり
今すぐ食べるのではなく、自宅に持ち帰ってから楽しみたいという方には、お土産コーナーで販売されているおにぎりも選択肢に入ります。最新の冷凍技術で美味しさを閉じ込めた「冷凍おにぎり」や、真空パックされた商品などは、保存が効くためお土産として非常に人気があります。
これらの商品は、新幹線の改札近くにあるお土産ショップなどで手軽に購入でき、レジの数も多いため、専門店の行列に並ぶ必要がほとんどありません。「あの行列には並べないけれど、新潟のおにぎりは諦めたくない」という時の最終手段としても優秀です。自宅で電子レンジで温めるだけで、専門店に近い味が再現されます。
また、自分で作るための「おにぎり専用米」や「おにぎりの具」なども豊富に揃っています。新潟特産の「神楽辛子(かぐらからし)」を使った味噌や、最高級の焼き海苔などをセットで購入すれば、旅が終わった後も自宅で新潟気分を味わい続けることができるでしょう。
ニューデイズ(コンビニ)の「こだわりおにぎり」
時間がない時の強い味方である駅構内のコンビニ「NewDays」ですが、新潟駅の店舗は一味違います。新潟限定の「おにぎり」が販売されており、これがおにぎり専門店に匹敵するほどの人気を博しています。使用されているお米はもちろん新潟県産コシヒカリで、具材も地元食材にこだわっています。
特に、大きな具材が乗った「スゴおに」シリーズの地域限定版などは、見た目のインパクトも強く、SNS映えもバッチリです。コンビニなので24時間(あるいは早朝から深夜まで)営業しており、専門店が閉まっている時間帯でも購入できるのが最大の強みです。
レジ待ちは発生しますが、どんなに混んでいても数分で順番が回ってきます。新幹線の発車まで残り10分という状況であれば、迷わずコンビニへ向かいましょう。専門店に負けず劣らずの企業努力が詰まったおにぎりは、忙しい旅人の強い味方になってくれるはずです。
新潟駅で待ち時間を短縮するためのテクニック

限られた観光時間を有効に使うためには、いかにして待ち時間を減らすかが鍵となります。新潟駅のおにぎり専門店をスマートに利用するために、実践できる具体的なテクニックをいくつかご紹介します。少しの工夫で、並ぶ時間を半分以下にできるかもしれません。
早朝または夕方以降の時間を活用する
おにぎり専門店の多くは、朝の早い時間から営業を開始しています。朝7時や8時といった時間帯であれば、観光客の動きもまだ本格化しておらず、並ばずに購入できる可能性が非常に高いです。新潟に宿泊している場合は、ホテルの朝食代わりに専門店のおにぎりを購入するのも一つの手です。
また、夕方以降も狙い目です。お昼の混雑が嘘のように落ち着く時間帯があります。ただし、閉店時間が近づくと人気の具材が品切れになるリスクがあるため注意が必要です。目安としては15時から16時半頃、ランチ需要が終わり、帰宅ラッシュが始まる前の隙間時間を狙うのがベストです。
夜の営業時間については店舗によりますが、晩酌のお供としておにぎりを購入する地元の方も増えるため、18時以降は再び少し混み合うことがあります。スケジュールに組み込む際は、こうした「波」を意識して、混雑のピークを意識的に避けるように動いてみてください。
店舗を分散させて空いている店を探す
新潟駅は構造が少し複雑で、改札の外側に複数の「CoCoLo」エリアが点在しています。一箇所の店舗が混んでいても、別のエリアにある店舗は空いているということがよくあります。事前に駅構内図を確認し、複数の店舗の場所を把握しておくことが重要です。
例えば、新幹線改札に一番近い店舗は大混雑していても、万代口側や南口側の端にある店舗までは人が流れてこないことがあります。移動に数分かかったとしても、30分の行列に並ぶよりは遥かに早くおにぎりを手に入れることができます。特にリニューアル後の新潟駅は広くなっているため、この「店舗分散」の戦略は非常に有効です。
また、おにぎり専門店だけにこだわらず、前述したお惣菜店やレストラン、デリ(惣菜屋)などが集まるエリアもチェックしてみてください。意外な場所で「新潟産コシヒカリ使用」の看板を掲げた美味しいおにぎりに出会えることが多々あります。
事前予約やモバイルオーダーの有無をチェック
最近では、一部の店舗で電話予約やネットを通じたモバイルオーダーを導入している場合があります。事前に注文を済ませておけば、指定の時間に店頭へ行くだけで、列に並ぶことなく商品を受け取ることができます。大量に購入する場合や、新幹線の時間が決まっている場合には、これ以上ない便利な方法です。
すべての店舗が対応しているわけではありませんが、公式サイトやSNSを事前にチェックしておく価値はあります。また、店頭で「後で取りに来ます」といった予約ができる場合もあります。まずは現地に到着した際、店舗のスタッフに予約の可否を確認してみるのが賢明です。
もし予約ができない場合でも、メニューを事前に決めておき、自分に番が回ってきた瞬間に迷わず注文するだけで、全体の滞在時間は短縮されます。同行者がいる場合は、一人が並んでいる間に別の用事を済ませるなど、チームプレーで時間を節約するのも良いでしょう。
待ち時間短縮のチェックリスト
・平日の10:00〜11:00、または14:00〜15:30を狙う
・一箇所が混んでいたら、別エリアの店舗へ移動する
・あらかじめ注文するメニューを3つほど候補に入れておく
・イートインが混んでいたら、迷わずテイクアウトに切り替える
おにぎり弁当という選択肢も検討する
おにぎり単体ではなく、おかずとセットになった「おにぎり弁当」であれば、あらかじめ詰められた状態で販売されていることが多いため、待ち時間はレジのみとなります。おにぎり専門店でも、ピーク時にはお弁当形式での販売に力を入れている店舗があります。
おにぎり2個に卵焼きや唐揚げ、鮭の塩焼きなどが添えられたお弁当は、バランスも良く、満足度も高いです。自分で具材を細かく選ぶ楽しみは減りますが、プロが選んだ「おにぎりに合うおかず」とともに味わえるのが魅力です。新幹線の車内でゆっくり食事を楽しみたい派の方には特におすすめです。
また、駅弁コーナーにも新潟産米を使用したおにぎり弁当は必ず置いてあります。専門店に並ぶ時間すら惜しいという究極に忙しい状況では、こうした完成された商品を手に取るのも賢い選択です。お米の国・新潟であれば、駅弁のおにぎりであってもそのクオリティは保証されています。
おにぎり専門店で選ぶべき新潟の絶品具材

せっかく新潟駅のおにぎり専門店を訪れたのなら、その土地ならではの具材を選びたいものです。新潟は海のもの、山のもの、そして発酵食品と、お米に合う食材の宝庫です。ここでは、メニュー選びに迷った際にぜひ試してほしいおすすめの具材をご紹介します。
新潟の定番!「村上の鮭」と「いくら」
新潟を代表する食材といえば、やはり鮭です。特に県北部の村上市は鮭文化が根付いており、おにぎりの具材としても最高級のものが使われます。専門店では、丁寧に焼き上げられた鮭の身をほぐしたものや、脂の乗ったハラスの部分を大胆に入れたものなどが人気です。
さらに贅沢を楽しみたいなら、「いくら」も外せません。プチプチとした食感と濃厚な旨みが、炊きたてのコシヒカリの甘みを引き立てます。鮭といくらを一緒に握った「親子おにぎり」は、多くの専門店で不動のナンバーワン人気メニューとなっています。少し値は張りますが、自分へのご褒美として選ぶ価値は十分にあります。
鮭一つとっても、塩引き鮭のような塩味の効いたものから、西京漬けのような甘みのあるものまで、バリエーションを用意しているお店もあります。その日の気分やお好みに合わせて、新潟が誇る海の幸をぜひ堪能してください。
発酵の町・新潟を感じる「味噌」と「神楽辛子」
新潟県は全国的にも味噌の消費量が多く、酒造りとともに発酵文化が非常に盛んです。そのため、おにぎり専門店でもこだわりの味噌を使用した具材が豊富です。シンプルな「味噌おにぎり」や、大葉で包んで焼いた味噌おにぎりは、香ばしい香りが食欲をそそります。
特におすすめなのが、長岡地方の特産品である「神楽辛子(かぐらからし)」を使ったピリ辛の味噌です。神楽辛子は、ゴツゴツとした見た目が特徴の唐辛子で、爽やかな辛味があります。これを甘辛い味噌と合わせたものは、ご飯が進んで止まらなくなる美味しさです。大人の味わいを楽しみたい方にぴったりの逸品です。
また、地元の醤油や麹を使った具材も見逃せません。醤油漬けのチーズや、麹で和えた魚の身など、他県ではなかなかお目にかかれない珍しい具材に出会えるのも、新潟駅のおにぎり専門店を訪れる楽しみの一つと言えるでしょう。
郷土の味を手軽に!「かんずり」と「漬物」
新潟県妙高市に伝わる伝統的な香辛料「かんずり」を使用したおにぎりも、ぜひ試してほしい一品です。かんずりは、唐辛子を雪の上にさらしてアクを抜き、その後発酵させて作る調味料で、複雑な旨みと程よい辛味が特徴です。お肉系の具材やマヨネーズベースの具材にアクセントとして加えられることが多く、クセになる味わいです。
さらに、新潟は「ナス」の作付け面積が日本一ということもあり、ナスの漬物もおにぎりとの相性が抜群です。十全ナス(じゅうぜんなす)などの地元のナスを使った浅漬けや、味噌漬けを刻んで混ぜ込んだおにぎりは、さっぱりと食べられるため、暑い時期や食欲があまりない時にも重宝します。
こうした郷土色豊かな具材は、地元の方にとっては当たり前の味でも、観光客にとっては新鮮な驚きに満ちています。専門店ならではの「少し凝った具材」に挑戦することで、新潟の食文化の奥深さをより深く知ることができるでしょう。
おにぎりとセットで頼みたい「のっぺ」や「番屋汁」
もしイートインを利用するのであれば、おにぎり単体ではなく、新潟の郷土汁を一緒に注文することをおすすめします。代表的なのが「のっぺ」です。里芋をベースに、蓮根、人参、銀杏、鮭の身などを煮込んだ料理で、とろみのある優しい味わいが特徴です。おにぎりとの相性は言うまでもなく完璧です。
また、魚介の旨みが凝縮された「番屋汁(ばんやじる)」や、カニを贅沢に使ったお味噌汁などがメニューにあることも。海沿いの町ならではの、豪快で贅沢な出汁の味は、おにぎりのお米の甘みをさらに引き立ててくれます。
汁物がセットになることで、単なる軽食だったおにぎりが、立派な「ご馳走」へと昇格します。時間に余裕がある際は、ぜひ新潟の温かいおもてなしの味とともに、最高のおにぎりタイムを過ごしてみてください。心もお腹も満たされること間違いなしです。
新潟駅のおにぎり専門店をスマートに楽しむまとめ
新潟駅のおにぎり専門店は、日本一のお米を手軽に、かつ最高な状態で味わえる贅沢なスポットです。人気店での待ち時間は、通常30分から1時間程度を想定しておく必要がありますが、時間帯をずらしたり、駅ビル内の穴場店舗を探したりすることで、賢く行列を回避することができます。
最後に、新潟駅でおにぎりを楽しむためのポイントをおさらいしましょう。
| チェック項目 | おすすめの行動 |
|---|---|
| 混雑を避けたい | 10時〜11時、または14時〜16時のアイドルタイムを狙う |
| 時間がない | 「けんこう市場」やコンビニ、駅弁コーナーの既製品を選ぶ |
| 新潟らしさを味わいたい | 鮭、いくら、神楽辛子、かんずりなどの地元の具材を注文 |
| 最高の状態で食べたい | イートインで郷土汁「のっぺ」と一緒に握りたてを味わう |
新しくなった新潟駅は、おにぎりだけでなく様々な新潟グルメが集まる魅力的な場所です。行列に並ぶ時間も「美味しいおにぎりへの期待」として楽しみながら、ぜひお気に入りの一品を見つけてください。この記事を参考に、あなたの新潟観光が美味しい思い出でいっぱいになることを願っています。




